1989年物語(11月)の続き。

12月はなんといっても日経平均最高値。wikipediaより抜粋。

12月29日 - 東証の日経平均株価が大納会で史上最高値の38,915円87銭を記録。これを最後に1990年の大発会から株価は下落へ転じ、バブル景気は崩壊へ。

若い人は信じないだろうが、当時ほとんどの日本人は日経平均がすぐに4万円台、5万円台に突入すると信じていた。少なくとも日経新聞を読んでいる普通のサラリーマンは皆信じていたし、経営者もそれを見込んで大量採用を行っていたのである。

ちょうどそのころの株式市場とか、マネーゲームの状況がよく描かれている小説がある。「小説 兜町(しま)」の清水一行氏の作品だが、ちょっとマイナーな作品かも。私はなんどもくり返し読んでいる。こんな良心的な投資顧問はいないと思うが・・・



ようやく1989年物語も完結。最後はこの曲。もちろん1989年の曲ではないが、「金」ということで。