究極の傍観者

歴史、文学、宗教など人文科学系情報を中心にしようとは思っていますが、それ以外のことも書きます。人間のすることはみんなどっかでつながっていますから。記事内容に関するコメントやトラックバックはご自由にどうぞ。

読書

アパーヤージャハは破悪趣菩薩

ふとあの「青山元弁護士」のことが気になって調べてみた。ホーリーネームがアパーヤージャハだとはすぐわかる。が、「アパーヤージャハ」とは? 今でも元気な上祐さんのホーリーネームは「マイトレーヤ」で弥勒菩薩なのは有名だが、「アパーヤージャハ」でいくら検索してもどんな仏(あるいは神)を指しているのかがわからない。ウィキのコピペが多すぎる・・・

仕方がないので、「アパーヤージャハ」をそのままローマ字にして、”apayajaha”で検索したらわかった。破悪趣菩薩(滅悪趣菩薩)のことらしい。地獄、餓鬼、畜生道から救い出してくれるそうなので地蔵菩薩に近いようだ。地蔵菩薩といえば土谷正実死刑囚(クシティガルバ)・・・

とりあえず破悪趣菩薩だとわかったので、手元にある本だとどうかなと思い、





の二冊を調べてみたが記述が見当たらない。もう少しまともな本買うべきなのかも・・・・

チェルノブイリの食事

福島原発の事故処理が続いている。まだまだ綱渡り状態だろうが、こればっかりは祈るしかない・・・

ところで、辺見庸氏の力作「もの食う人びと」には、チェルノブイリ事故後、本来は立ち入り禁止の区域に戻って住んでいる人たちの食事風景が描かれている(「禁断の森」)。事故現場から20キロ地点。事故から8年後のルポだ。精神的に余裕のある人にはおすすめ。

坂口安吾と世田谷:「風と光と二十の私と」

私は世田谷区桜新町生まれ、父も母も世田谷生まれだから、わりと昔の世田谷のことは知っているつもりだ。子供のころにはあちこちに畑があたし、近所にちょっとした森もあった。しかし戦前の世田谷の様子のことまでは知らない。

坂口安吾の「風と光と二十の私と」を読むと、昔の世田谷がどれだけ田舎だったがよくわかる。こんな一節がある。

”私が代用教員をしたところは、世田ヶ谷の下北沢というところで、その頃は荏原(えばら)郡と云い、まったくの武蔵野で、私が教員をやめてから、小田急ができて、ひらけたので、そのころは竹藪だらけであった。本校は世田ヶ谷の町役場の隣にあるが、私のはその分校で、教室が三つしかない。学校の前にアワシマサマというお灸(きゅう)だかの有名な寺があり・・・”

ここでいう「分校」とは現在の「世田谷区立代沢小学校」のことらしい。茶沢通りの中間ぐらいのところだ。茶沢通りはともかく、他の道は狭く曲がりくねっている。これが世田谷、杉並、練馬の特徴(目黒も仲間だ)であることはすでに書いた。

戦後賑わうようになった下北沢だが、最近は・・・ 昔は若者の街だったのに、今では「昔は若者だったおじさん、おばさん」の街になってしまった。駅の改良工事が終わるころには、チェーン店だらけの日本中どこにでもあるような街になってしまうかもしれない。もっとはやく小田急改良を進めて、便利さと面白さを両立させた街づくりが20年前にできていれば・・・ 地主や住民がわがままを言わなければ十分可能だっただろうに・・・ まあ、あまり悪口をいうと村八分になるかもしれないから、ここらへんでやめておこうw

最後に、世田谷とは関係ないが、この「風と光と二十の私と」の中で一番好きな一節を引用。ここが好きと言ってしまうと、また「東京人死ね!」って言われそうだが・・・

”農村にもこの傾向があって、都会の人間は悪い、彼等は常に悪いことをしている、だから俺たちだって少しぐらいはと考えて、実は都会の人よりも悪どいことを行う。”

千字文

千字文の存在は相当前から知っていたが、この年になるまで読んだことはなかった。たまたま週末の散歩の途中に入手したので、これからちょっとずつ読んでいくつもり。




天地玄黄 宇宙洪荒
 
日月盈昃 辰宿列張

てんちげんこう うちゅうこうこう

じつげつえいしょく しんしゅうれっちょう

「盈昃」と「辰宿」のよみはもしかしたら違うかも。

だいたい「盈\u76c8)」とか「昃(\u6603)」なんて漢字自体を普段使わないからなw

「黄」、「荒」、「張」が韻を踏んでいるみたいだが、「昃」は別なのか・・・ まあゆっくり勉強していこう。

久しぶりに読んだ本:いまどきの神サマ

私が持っているのは別冊宝島114号なのだが、今は文庫で出ているようだ。

いまどきの神サマ (宝島社文庫)

いろんな宗教や組織の話題、入信体験談などが収められているのだが、私が特に興味を持った内容は以下のとおり。

1.オウムの邪悪な陰謀に気が付いた人は少なかった。
2.洗脳のテクニックは、宗教、ねずみ講、自己啓発セミナー、軍隊などの組織で共通。単なるテクニックなんだから当たり前だが。
3.ただし、カルトやセミナーにのめり込む若者の悩みは実はそんなに深刻ではなく、たんに宗教ごっこをしているだけ。
4.R社はカルト企業。

この本は前世紀(1990年)の出版物だが、今でも通用する内容だ。その後は、阪神大震災、オウム暴走、Windows95、インターネットの普及、規制緩和、同時テロ・・・、と世界は目まぐるしく変わったが、この本に書かれている団体は未だにみ健在で(オウムを除けば)、人々を蝕んでいる。個人的には最初から怪しい宗教団体より、まともに見える企業R社のほうがまずいと思うんだけど・・・
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