森鴎外(鷗外)のヰタ・セクスアリスは「性欲的生活」という意味らしいが、ポルノグラフィーではないから、「性欲」を刺激するためには使えない。中学生の頃裏切られたことがあるw
が、「食欲」を刺激するためには利用可能だ。特に江戸、東京風の和食好きなら楽しめるはず。もっとも明治期の文学や落語はほどんどそうだがw
というわけで、「食」の観点で気に入った箇所をご紹介。
まずは「蕎麦」。
お次は「鰻」。
最後は「料理屋」。
王子の扇屋には一回ぐらいいってみたいな、こちらは落語(王子の狐)で有名だ・・・
が、「食欲」を刺激するためには利用可能だ。特に江戸、東京風の和食好きなら楽しめるはず。もっとも明治期の文学や落語はほどんどそうだがw
というわけで、「食」の観点で気に入った箇所をご紹介。
まずは「蕎麦」。
講釈に厭きて落語を聞く。落語に厭きて女義太夫をも聞く。寄席の帰りに腹が減って蕎麦そば屋に這入ると、妓夫が夜鷹を大勢連れて来ていて、僕等はその百鬼夜行の姿をランプの下に見て、覚えず戦慄したこともある。
お次は「鰻」。
僕はお父様に連れられて鰻屋へ一度行って、鰻飯を食ったことしか無い。古賀がいくらだけ焼けと金で誂えるのに先ず驚いたのであったが、その食いようを見て更に驚いた。串を抜く。大きな切を箸で折り曲げて一口に頬張る。
最後は「料理屋」。
僕はそれまで蕎麦屋や牛肉屋には行ったことがあるが、お父様に連れられて、飯を食いに王子の扇屋に這入った外、御料理という看板の掛かっている家へ這入ったことがないのだから、非道く驚いた。
王子の扇屋には一回ぐらいいってみたいな、こちらは落語(王子の狐)で有名だ・・・