究極の傍観者

歴史、文学、宗教など人文科学系情報を中心にしようとは思っていますが、それ以外のことも書きます。人間のすることはみんなどっかでつながっていますから。記事内容に関するコメントやトラックバックはご自由にどうぞ。

終末

石井重美「世界の終り」


















カルト教団の集団自殺

Wikipediaの「集団自殺」の項目には、宗教がらみ以外の事件も混じっているし、重要な情報も抜けているようだ。そこで年代順にまとめてみた。

1978年 「人民寺院」事件。"2001年9月11日のアメリカ同時多発テロまで、アメリカ市民の事件による死亡者数では最大であった"というのが凄まじい。面白いのは、宗教団体なのに、共産主義とか麻薬とか人種差別問題とかが絡んでいる点。時代を感じさせる。ゴルゴ13(地獄からの生還者)によると、本当は自殺ではないらしい・・・


1993年 「ブランチダビディアン」事件。"セブンスデー・アドベンチストの分派"とのことなので、正統派(?)終末論者たちだ。ただし、「本当に自殺だったのか」が問題になっているらしい。たしかにキリスト教系なのだから自殺は避けるような・・・ 映画になっているようだが、輸入盤DVDしかないらしい。一度見てみたい・・・


1994年 「太陽寺院」事件。教義が"神秘主義と環境保護"だから現代的だ。この事件に関しては、

また、背景にある「テンプル騎士団」に関しては、

がおすすめ。ウンベルト・エーコってすごい・・・

集団自殺ではないが、1995年はあのオウム事件・・・

1997年 「ヘブンズゲート事件」。この教団はUFOを進行していたらしい。"ヘール・ボップ彗星とともにやってくる宇宙船に魂を乗せるため"に自殺したらしい。日本の「補陀落渡海」に近いのかもしれない。もっとも補陀落渡海は「集団」で行うものではないが・・・

2000年 「ウガンダ終末教団」事件。「神の十戒の復活を求める運動」という教団名が示すとおり、キリスト教系。というかカトリックの神父が破門されて作った教団。ただしこれも本当に自殺なのか怪しいらしい。

他にも小さい事件はあるのだろうが、大物はこれくらい。この中で確実に「自殺事件」なのは、人民寺院事件(ゴルゴ13流解釈をのぞくw)、太陽寺院事件、ヘブンズゲート事件の三つだ。英語Wikipediaには、Cult suicideという項目があり、やはりこの三つを"Known cult suicides"として取り上げている。

さて、問題は2012年人類滅亡説だ。この説を唱えているのはいわゆるニューエイジ系。ということは彼らはやっぱりあぶないんじゃないかw

ラムサの学校とラエリアン・ムーブメント

二日前だが、こんなニュース記事があった。

「2012年終末説」信者が南仏の村に集結、当局が警戒
気になったのが以下の部分である。

監視当局の責任者はロイターに対し、訪問者の急増を懸念した村長の連絡を受けて最近ビュガラッシュを訪れたところ、米国の「ラムサの学校」メンバーが周辺に6カ所の居住施設を建設していたと説明。また、他の宗教グループも地元ホテルで有料セミナーなどを開催していると明かした


ラムサの学校」以外の宗教団体ってどこだろう、と思うのが宗教マニアw

ロイターの元記事(英語版)には、より詳細な情報があった。

French village seen at threat from Apocalypse sects

Other groups being watched include the Raelians, founded by a former sports-car journalist who claims to have had repeated encounters with aliens.


他のグループのうち、もうひとつはあのクローン騒ぎで有名になったラエリアンだと判明。

どちらの団体も結構日本でも活動しているし、ホームページもあるので読んでみたが、さほど終末の危機を煽っているようにはみえない。たぶん、信者、特に熱心な信者にだけ、「これは秘密だが、実は・・・」とやっているのだろう。

「ひさびさに大量自殺」だと面白いが、どちらの団体もかなり金儲けが好きなようだからそこまではいかないかもw 

太陽寺院事件のニュース映像があった・・・



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