究極の傍観者

歴史、文学、宗教など人文科学系情報を中心にしようとは思っていますが、それ以外のことも書きます。人間のすることはみんなどっかでつながっていますから。記事内容に関するコメントやトラックバックはご自由にどうぞ。

東京

日本の東西対立、東京の東西対立

蝦夷征伐、源平合戦、関ヶ原、明治維新、日本の歴史が東西対立であったのは言うまでもない。明治維新で本当は西が勝ったはずなのに、それ以降、特に敗戦後は東ばっかり発展しているような気もするが、また東京大震災でも起きれば西の時代が来るだろうw

さて、実は東京にも東西対立はある。もともと武蔵国の中心地は今の府中や国分寺あたり。徳川が江戸幕府を開いてからは大阪から漁師を佃島に移住させたりして、東京の東部が栄えるようになった。

明治になって人口が増え、東京の西部、世田谷とか杉並が住宅地として開発された。戦後、空襲で被害を受けた東京東部に変わり、経済的にも文化的にも西側のほうが発展した。そのピークが都庁移転だろう。バブル絶頂(=崩壊寸前)のころの話である。

それから二十年以上経った。今では私が何度もブログ内で繰り返してように、東京をリードしているのは東部、北部だ。上野、北千住、浅草、秋葉原、ちょっと方向が違うが池袋とか板橋。とにかくあっちではまだまだ個人商店も頑張っているし、若い夫婦や子供も多いし、なにより気取っていないのがいい。これからますます発展するだろう。

一方、世田谷とか中央線沿線とか多摩地区とか・・・ 老人だらけw バブル崩壊後も地代や家賃が高止まりしているし、変に気取ったところがあるから若い人達に敬遠されるのも無理は無い。環境バカ住民も多いから産業誘致もできない。いわく、工場は公害の元だから嫌だ、葬儀場ができると土地評価が下がるから嫌だ、ソフト会社ができるとオタクが増えるから嫌だ・・・ これじゃ衰退するしかないw

私も両親も世田谷生まれだし、高校も多摩地区だったし、なにより中央線文化や下北沢文化が栄えていたころを知っているから、本当はもう一回東京の西側に頑張って欲しいが、難しいかも。土地持ち老人(下手すると元は小作だったりする)が死に絶えればなんとかなるかもしれないが、奴ら寿命だけは長いみたいだし。私の生きている間の復活は無理か・・・ そうなると、やはり頼みは「東京大地震」だw

散歩記録:中野ブロードウェイと東京駅

4月14日の記録。

雨なのでとりあえず電車で中野まで。中野駅北口改良工事がだいぶ進んでいる。が、今はちょっと不便だ。

ブロードウェイ4階の「大予言」で本を二冊買い、その後各階を探索。ここはいつもと変わりない。

まだ雨が止まないので、再び中央線で東京駅。エキナカ見物。あちこちで「AKB48東京パステルサンド」なるおみやげが売られている。結構売れているようだ。みんな好きなのね・・・

改札を出て八重洲地下街。ここも混んでいる。東京に遊びに来ている人が多い週末らしい。雨も上がったので有楽町まで歩き、またまたBaden Baden。が、こちらは今日は空いている。シュニッツェルとモッツアレラとトマトのサラダ、ベーコンとポテトのチーズ焼き。

いつのまにか4月も半ば。5月になれば夏祭り、今年はさすがに大丈夫だろう。夏祭り、花火、秋祭り、酉の市、歳の市・・・ ということはもうすぐお正月なのねw

「東京大震災」が日本を救う!

都知事選の話。たとえどの候補が勝ったとしても、東京はますます寂れ、結果として日本が落ちぶれることは避けがたいようだ。共産党の候補は割とまともそうだが、さすがに当選することはないだろうし。「衆愚政治極まれり」、といったところか。

とはいえ、希望はまだある。平将門様がこのまま東京(ひいては日本)を見捨てるはずはない。東京に残された最後の希望、それは「東京大震災」だ。早いほうがいい。できれば今この瞬間にも起きてほしい。

地震が起きれば、数百万人程度の死者は出るかもしれない。が、さすがに破壊後の東京で、「復興工事よりも健康優先」、「復興工事よりもポルノ規制優先」などと叫ぶ奴は支持されないだろう。もし地震の後でもそういうバカが支持されるとしたら・・・ すいません、私が悪うございました。潔く死にますw

本当は、地震なんて起きる前に、まずは「景気回復」を優先すべき状況なのだが、「地方と中央は別」、「市民の生活優先」などとお題目ばっかり唱えてるバカが多いから・・・ 「バカは死ななきゃ治らない」のなら、否応なしに死者を発生させる「地震」こそ神の賜物だ。

在日ヒンズー教徒は礼拝をしない?

日本で暮らす外国人のための宗教施設はかなりある。

一番目立つのは韓国人及び朝鮮人のための教会だ。赤い十字架が目印。東京にも多いが、大阪ではもっと目立つ。もっともこれらの教会だって「日本人お断り」ではないのだろうが・・・

日暮里周辺では韓国人用仏教寺院も見かけたことがある。生駒には「朝鮮寺」というのもあるらしい。

大陸の中国人は宗教なんて捨てているのだろうが、横浜には媽祖廟がある。神戸にもなにかあったはず。

イスラム教徒のためのモスクは日本各地にある。広尾のシナゴーグ(ユダヤ教寺院)の近くを散歩したこともある。

ブラジル人やフイリピン人の多くはカトリック教徒だろう。大きなカトリック教会に行けば母国語(ポルトガル語やタガログ語)のミサを受けることが可能だ。

問題はインド人だ。ジャイナ教寺院は神戸で見物したことがあるし、シーク教寺院も神戸にあるらしい。が、おそらく在日インド人の多くを占めているはずのヒンズー教徒のための寺院は、どうやら国内には存在しないようなのだ。少なくとも検索した限りでは見つからない。インドっぽい建築の日本の寺ならけっこうあるのだが・・・

もちろん、日本各地のお寺に行けば、インド神話由来の神様がたくさん祀られているのだから、もしかしたら日本のお寺で代用(?)しているのかもしれない。そもそも在日インド人の多くはIT技術者だから、あまり信心深くないのかもしれない。が、西葛西のマンションの一室でひっそりとシバ神に祈りを捧げている可能性も捨てきれない。気になる・・・

追記:
もう一度調べたら以下のページが見つかった。が詳細はわからない。

荒川区にシバ神の寺院があるらしい。が場所は不明。
http://www.mandirnet.org/temples_list/templedetails.php?country=Japan&state=&city=&ID=1290

ヒンズー教系新宗教の拠点ならいろいろあるのだろうが・・・

東京哀歌

男に向かって、「ハゲ、デブ、キモオタ、マザコン・・・」などといくら罵倒しても何の問題もない。しかし、女に「ブス」と言ってしまったら下手すりゃ社会的に抹殺される。

同様に、「東京人は汚い、サツガイせよ!」と主張すれば拍手喝采されるが、地方の悪口をちょっとでも言おうものなら・・・ 世の中不公平だw

そんなわけで、被差別地域東京で生まれた男たちに捧げる歌を何曲かご紹介。

まずはエンケン(遠藤賢司)の「東京ワッショイ」。不思議なことに、大阪の十三でのライブでもこの曲は演奏され、それなりに盛り上がっていた。大阪の吉野家にも納豆定食はあるのと同じか・・・



お次は「東京ラプソディ」。私が最初に入った会社の社長(故人)の愛唱歌だ。この社長も純粋な大阪人なんだがw



古い曲ついでに笠置シヅ子の「東京ブギウギ」。この映像はけっこうすごいw



最後にお口直し。


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