今日7月28日が何の日かを調べてみたら、トマス・クロムウェルが処刑され、同時にヘンリー8世が5番目の妻であるキャサリン・ハワードと結婚した日だということがわかった。

クロムウェルとヘンリー8世と言えば、「イギリス国教会」を成立させた人たちである。ヘンリー8世は、最初の妻のキャサリン・オブ・アラゴンと離婚をして、妻の侍女(メイドw)であるアン・ブーリンと結婚したいがために、クロムウェルの知恵を借りてローマカトリックの宗教的な支配から抜けだしたのである。もちろん単に若い女が欲しいだけではなく、男の跡継ぎも必要だったのだろうけど。

その元メイドも結局離縁され、その2番目の妻のメイドであるジェーン・シーモアが3番目の妻になる。しかも2番目の妻はロンドン塔幽閉後に処刑・・・

3番目の妻は無事に男子を出産、が産褥病で死亡・・・

4番目の妻であるアン・オブ・クレーヴズ。この人はメイドではなく、政治的な理由でクロムウェルが推挙した人物である。その際に肖像画を本物より相当美化して書いてしまったらしい。王は一目で離婚を決意し、クロムウェルは反逆者となる。ほんとかよw ただし、この4番目の妻は長生きできたようだ。

5番目の妻キャサリン・ハワードは2番目の妻の従妹。やはりヘンリー8世の趣味はちょっとやばい気もする。そしてまたまた処刑・・・

最後の妻はキャサリン・パー。この人はヘンリーの死後、元彼と結婚して産褥死か・・・ いやはや昔はすごかったw

そして「ヘンリー八世と六人の妻」といえば、やはりリック・ウェイクマンである。もちろん六曲あるのだが、今回はやはり5番目の妻を・・・ 音質も画質も良くないが、リック・ウェイクマンの若いころの貴重な映像だ。