二ノ国では、魔法を唱えるのに「ルーン」を描く必要がある。が、このゲーム中の「ルーン」は単なる紋章であって文字ではない。一方、やはりゲーム中の謎解きに必要な「アストラム語」は文字である。ただしひらがなと一対一対応・・・

ところで、「二ノ国」の開発者がおそらく参考にしたであろうウルティマIVをプレイするためには(PC版の話、ファミコン用は別かも)、本物の「ルーン文字」を読み書きする必要がある。これも単にゲームの雰囲気を高めるためだけではなく、コピー対策を兼ねていたはずだ。ただし、当時はもちろんタッチパネル対応ディスプレイなんて存在しないので、キーボードで「ルーン文字」を入力する必要があった。どうやって入力するかというと、なんと「ローマ字ルーン文字変換プログラム」がゲームに組み込まれていたのだ! もっともローマ字とルーン文字はほぼ一対一対応なので、技術的には難しくない。

実は、「ルーン文字」が読めないと楽しめない本も存在する。トールキンのThe Hobbit(ホビット)である。だからこの本にはちゃんとアルファベットとルーン文字の対応表が付いている(英語版の話、日本語版というか子供向けのリライト本は別かも)。もちろん元は紙の本だから、別にコピープロテクトの意味はないとは思うw

「トールキン」→「ウルティマ」→「二ノ国」という流れは、そのまま中世風ファンタジーがどうやって世界に広まっていったかを表している。もちろん、「ハリーポッター」や(読んだことも映画を観たこともないのでよく知らないが)、「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」も重要な役割を果たしているのだろうが・・・



表紙が昔と違うような・・・