究極の傍観者

歴史、文学、宗教など人文科学系情報を中心にしようとは思っていますが、それ以外のことも書きます。人間のすることはみんなどっかでつながっていますから。記事内容に関するコメントやトラックバックはご自由にどうぞ。

落語

新宿末廣亭と湯島梅まつりと巨大喫茶店の思い出

2月10日。ここ十年ほど正月にしか寄席に行っていない。昔は一月に一度ぐらい通っていた時期もあるのに。毎年正月に「今年こそは正月以外も」とは思うのだが気がつくと新年を繰り返している。そろそろこのパターンを変えたいので新宿末広亭。

久しぶりにじっくり落語。周りを見回すと結構若い人が多い。私が寄席に頻繁に通っていたころは下手すると自分がいちばん若い客だったから、この十年で客層が変わったのかも。トリは圓太郎の化物使い。化物使いは本で読んだことはあるが実際に高座で聴くのは初めてかも。

twitterで「化物使い」で検索してみると、どちらかというと上方で人気の噺らしい。上方だと武士ではなく商人が主人公なのかも。

寄席の帰りは「池林房」と思ったが満席なので「浪漫房」。

2月11日。神保町まで電車。紀元節もとい建国記念の日でなんかデモでもあったのか機動隊のバスがあちこちに。ただしもう仕事終了らしい。聖橋から御茶ノ水駅を眺めると駅舎の上にクレーンが。ラブホテル街を通って湯島天神。

白梅も紅梅も何本かはかなり咲いているがまだつぼみの気も。色と開花時期はまた別らしい。というかいろんな種類があるのだろう。境内を一周りしてから中央通りを秋葉原。一周りしてからまた御茶ノ水。御茶ノ水ビアホール。このビルは昔全体が喫茶店だったはず。あの喫茶店なんて名前だったっけ、と調べみると「名曲珈琲 丘」らしいが確証がない・・・

更に追記。「ウィーン」でも「丘」でもなく「ロイヤル」らしい。ビル名が「サンロイヤル」なのでこれが一番尤もらしい。

http://blog.goo.ne.jp/tenq0412/e/6aa25066541885c0aef12e45a1036df2


この目立つビルが昔純喫茶「ロイヤル」だったところだと思います


追記。どうやら「ウイーン」らしい。













ボロ市と末廣亭正月二之席

1月16日の記録。

家から歩いてボロ市。一周りしてから駒沢大学駅。電車で新宿三丁目。末廣亭が混んでいるので周りを散策。けっこう賑わっている。前はもっと閑散としていたのだが。

時間を見計らって仲入りの間に入場。割引になるので。が、まだ混んでおり立ち見。二の席だから空いているかと思ったのだが。

トリは小三治師匠。だいぶ年取ったようなw 寄席を出ると深夜寄席を待つ若者の行列。特に落語ブームとか聞かないからやはり副都心線と東横線がつながった効果か?

新宿駅まで歩いて京王新線で幡ヶ谷。内蒙古料理「青空」。羊の小籠包がうまい。

池袋演芸場初席

1月4日。

結局昨年も寄席は正月だけ。今年はもうちょっと、と毎年書いている気がするw

浅草か新宿かと思ったが、池袋演芸場にはだいぶご無沙汰。4日だし、池袋に寄席があることも知らない人がいるくらいだから空いているだろうと十数年ぶりに訪ねてみる。案の定空いている。もっとも補助席が出ていたから昼間はそれなりに混んでいたのかも。

お正月顔見せだからそれなりにいっぱい出てくるが、浅草や新宿よりは持ち時間が多いようで、わりと真面目に落語をやっている。トリは小柳枝師匠の「二番煎じ」。しし鍋が食べたくなったがそうもいかないので「ふくろ」でタラチリ。

「二番煎じ」の動画もあった。志ん朝さんが逝ってからもう13年経つのか・・・

浅草演芸ホール初席

1月5日の記録。

結局昨年も寄席は一度きりだったが、とりあえず初席は楽しいので浅草へ。もう17時過ぎだが浅草寺はまだまだ賑やか。お参りしてから演芸ホールへ。六区は大改装中だが演芸ホールはまだ大丈夫らしい。

最初は立ち見だったが20分ほどで席が空く。これも例年通り。ただし去年より若いカップルが目立つ気も・・・

トリは金馬師匠の「四人癖」。昨年、「心肺停止に陥った」そうだが、ネタなのかマジなのかわからない。ググっても「マクラで聞いた」との記事ばっかり。「金馬師匠死亡」のネタスレが2ちゃんねるに上がったのももう10年以上前の話なのねw

その後「浅草ビアホール D's diner」で白生を飲んでいるとお相撲さん。よく見る顔だと思ったら高見盛。こんなところで飲んでるのね・・・ 馬鹿でかい杯で一気飲みしてくれるかと期待したが、普通のグラスの生でしたw

板橋宿と阿武松

週末に板橋宿付近を散歩したので思い出した落語。あらすじや板橋宿の概要については、「落語『阿武松』の舞台を歩く」というページがお勧め。

私が最初にこの落語を知ったのは、たぶんこの本



だったと思うが、圓生選集だったかも。とにかく昔のことだ。JALの機内で金馬師匠(だったと思う)の口演を繰り返し聴いたこともある。それも20年近く前の話だが・・・

さて、面白いのは最初に「阿武松」を首にした武隈文右衛門だ。相撲取りの必要経費である「食費」をケチってせっかくの逸材を逃す。デフレ大国日本の企業トップや政治家に似ているw おそらく彼らは落語なんかには興味がない下等人種なのだろう。あるいは本当は日本人ではないのかも・・・

以前にも書いたが、落語とリストラといえばこの小噺も有名だ。

ある大店の主人が、「大勢の奉公人は無駄だ」と、奉公人の数を半数にした。商売に支障はなかった。一人、二人と奉公人を減らしていき、とうとうおかみさんと二人だけになった。それでも商売はできた。「かみさんも無駄だ」と離縁して、一人ですべてやってもなんとかなった。「俺も無駄だ」、主人は川に身を投げた。

いまどきの経営者や政治家はもちろんこんな噺は知らないのだろう。あーあ、日本はおしまいだw


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