究極の傍観者

歴史、文学、宗教など人文科学系情報を中心にしようとは思っていますが、それ以外のことも書きます。人間のすることはみんなどっかでつながっていますから。記事内容に関するコメントやトラックバックはご自由にどうぞ。

宗教

アパーヤージャハは破悪趣菩薩

ふとあの「青山元弁護士」のことが気になって調べてみた。ホーリーネームがアパーヤージャハだとはすぐわかる。が、「アパーヤージャハ」とは? 今でも元気な上祐さんのホーリーネームは「マイトレーヤ」で弥勒菩薩なのは有名だが、「アパーヤージャハ」でいくら検索してもどんな仏(あるいは神)を指しているのかがわからない。ウィキのコピペが多すぎる・・・

仕方がないので、「アパーヤージャハ」をそのままローマ字にして、”apayajaha”で検索したらわかった。破悪趣菩薩(滅悪趣菩薩)のことらしい。地獄、餓鬼、畜生道から救い出してくれるそうなので地蔵菩薩に近いようだ。地蔵菩薩といえば土谷正実死刑囚(クシティガルバ)・・・

とりあえず破悪趣菩薩だとわかったので、手元にある本だとどうかなと思い、





の二冊を調べてみたが記述が見当たらない。もう少しまともな本買うべきなのかも・・・・

太郎坊宮、千代保稲荷、豊川稲荷

一週間経ってしまったが先週の旅行記録。

3月13日。新幹線で京都。奈良線で宇治。茶そばを食べてから平等院。京阪で七条。チェックイン後町中。「よしみ」初体験。

3月14日。JRで近江八幡。近江鉄道八日市線で太郎坊宮前駅。駅前から歩く人はほとんどいないようだが神社はそれなりに混んでいる。往きは石段、帰りは途中からを車道を下って八日市駅まで歩く。近江鉄道本線で米原。JRで名古屋。名古屋に泊まるのは20数年ぶり。

3月15日。名鉄で新羽島。タクシーで千代保稲荷。田んぼの中にどまんなかに神社と参道。かなりの賑い。参詣客の99%は自家用車利用なのだろう、タクシー乗り場すらない。お参り後参道を二、三回往復。帰りはたまたまコ海津市コミュニティーバス(石津駅行き)に乗れたので終点まで。養老鉄道初体験。前は近鉄だったはず。

桑名で近鉄に乗り換え名古屋へ戻り、名鉄で豊川稲荷駅。夕刻になってしまったので参道のほとんどの店は島ているが一応お参り。これまた超久しぶり(30年ぶり?)の飯田線で豊橋、こだまで帰京。こだまも20数年ぶり・・・

「高野山の名宝」展 、その後有楽町まで

11月8日の記録。

乃木坂まで地下鉄。旧防衛庁のサントリー美術館。「高野山の名宝」展見物。孔雀王と八大童子がやはり目玉。高野山には何回か行ったが霊宝館には入っていないのでどちらも初めて。それにしても童子は艶かしい。チベット密教の男女抱擁像よりずっとエロな気もするのだがw

その後は溜池経由で新橋。新橋駅前ビルとニュー新橋ビルを探索してから有楽町。Baden Baden。もうカレンダーの時期なのね・・・

玉川病院と玉川大師、あるいは世田谷の狂気

骨折のリハビリで週二、三回ほど日産玉川病院に通っている。いつもはまっすぐ帰宅するのだが、せっかくなので付近を散歩してみた。

このあたりには寺や教会がけっこうある。寺は密教系と日蓮系が目立つ。ただしどれもそれほど歴史はなさそう。烏山と同様、震災や戦災後ので移転先だったのかも。教会はカトリック。ドミニコ学園もわりと近くだ・・・

まずは身延山別院(玉川寺とかいてぎょくせんじと読むらしい)。地元の人間にとっては渋谷と二子玉川とを結ぶバス路線のバス停として有名だ(今は地下鉄だからみんな知らないかもw かつは玉電の駅だったらしいが、それは私も記憶がない・・・)。もちろん日蓮宗。

続いて「玉川大師」。密教系なのは明らかだが、宗派名が目立つところには書いていない。調べてみたら真言宗智山派とのこと。川崎大師と同系列である。

もちろんこの寺の存在は前から知っていたし、付近を歩いたこともあるのだが、ちゃんと「地下霊場」をお参りするのは今日が初めて。久しぶりに真の闇を体験。消防法に引っかかりそうな施設だが、宗教法人だから許されているのかな・・・ 玉川大師といえば、「高島忠夫・寿美花代夫妻の広告」を思い出すが、これも若い人は知らないかもw

ついでにリハビリも兼ねて「瀬田温泉」へ。ここも初めて。ここができたのはいつ頃だったか、少なくとも私がここらへんを自転車で走り回っていた小学生時代にはなかった施設だ。屋内の浴室で一浴してから水着をつけて屋外へ。平日だし寒いせいか屋外にはだれもいない。露天風呂を独占する。体を温めてから庭を散歩していると猫が挨拶してくれる。ちょうど正午で、教会と寺の鐘の音が同時に鳴る。なかなか風流だ。

ここらへんは閑静な住宅街でいいところなのは間違いない。が、私はなぜか「狂気」を感じてしまう。世田谷特有の狂気で、ここらへん(瀬田)とか深沢とか上用賀とかで強く感じる。共通点は「高級住宅地かつ宗教施設が多い」ということ。特に修道院があるとヤバさが増す。世田谷ではないが、田園調布あたりでも感じるしw


オウムとマントラとウルティマ

ちょっと古いニュースだが、「平田被告、最近までマントラ」という記事がある。
オウム真理教元幹部平田信被告(46)=公証役場事務長に対する逮捕監禁罪で起訴=をかくまったとして、犯人蔵匿罪で起訴された元信者斎藤明美被告(49)が「逃走中、平田被告は最近までマントラ(呪文)を唱えて生活していた」と話していることが31日、捜査関係者への取材で分かった。

この文章に、「平田被告は今でもオウム信者だ」とでもいうようなニュアンスを感じるのは私だけだろうか?

が、「マントラ」はなにもオウムの独占物ではない。単に「マントラ=真言」なんだから、普通(?)の密教修行者だって唱えるだろうし、「麻原への帰依はやめたがチベット仏教の信仰を捨てたわけではない」という言い訳だって成り立つ。もちろん出頭自体が麻原の死刑執行を少しでも遅らせるための戦術なのかもしれないが。

もしかすると、「宗教とか信仰」とかにはまったく関係なく、「平田被告はウルティマが好きなだけ」ということもありえるw 逃亡中はずっと家に篭っていたらしいから、ゲームマニアであってもおかしくはない。というわけで「ウルティマ4」で初登場した8つの徳のマントラを紹介しよう。その後も9までマントラ自体は変わっていない。オンラインでどうなのかは知らないが・・・
誠実 AHM
慈悲 MU
勇敢 RA
正義 BEH
献身 CAH
名誉 SUMM
崇高な心 OM
謙譲 LUM

ここでまたチベット仏教の話に戻る。観音菩薩のマントラは「オム・マニ・ペメ・フム」。ローマ字で書くと、"Om Mani Padme Hum"。なんとなくウルティマのマントラに似ている。もちろんロードブリティッシュは知っててやったのだろうけどw
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