もう秋祭りシーズン。どこへ行くかと迷ったが、吉祥寺とか都内西部アレルギーが悪化しているし、南の方もあまり気乗りがしない。ので思い切り東へ。久しぶりに柴又。

9月11日の記録。

京成金町線にも乗りたいので柴又まで電車。宵まつりということだがメインのイベントは昼に終了したらしく、参道の店も閉まり始めている。とりあえず帝釈天に行ってみると一応仮装コンテストをやっているがそれほどの賑わいではない。昼間はもっと賑わっていたのだろうけど。

柴又駅まで戻り、さらに電車沿いに高砂まで。ここらあたりマンションも増え人は多いが街としての活気はさほどない。

なんとなく寂しくなったので、電車で上野あたりに戻ろうか、と思ったが、せっかくなのでまた久しぶりに立石。ここはまだまだ活気が残っている。まずは仲見世見物。

とある店の入口に、「夜9時まで原神社で踊っています」との張り紙。近くに「原稲荷神社」があるのでそこのお祭りだろう。住宅街の奥のこじんまりした神社。秋祭りのはずだがやっているのは盆踊り。ただかなり賑わっている。少なくともさっきの帝釈天より混んでいるような。

立石駅に戻り、仲見世と逆側(区役所方面側)も一回り。「再開発反対」の幟が何本か。が、飲み屋自体は賑わっていて、町並みは昭和のまんまだが平成生まれの若者があちこちに。なんかシュールだ。

散歩終了。電車で浅草。こちらはもう21時にちかいのにまだまだ混んでいる。ただし聞こえるのは日本語より外国語が多い。そういえば柴又や立石では外国人を見かけなかった。帝釈天は浅草で代用可能だが、立石のあの雰囲気を出している街は少ないし、外人も喜びそうだがまだ知られていないのかも。もっとも日本人で東京に住んでいても「立石ってどこ?」という人も多いだろうから仕方ない。かくいう私もつげ義春を読むまでは知らなかった。浅草ビアホールでソーセージと白穂乃香。来週はどこに行くかな。