9月11日の記録。
昨年は10月だった東横の「なにわうまいもん市」が今年は9月。というか以前は9月だったらしい。

昨年はそこで、道頓堀今井のきつねうどんを食べた。うどんやだしはうまかったが、油揚げが甘すぎた・・・

今年も今井が出店。やはり関東人から「甘すぎる」という苦情が多かったのか、きつねうどんの他に鴨うどんがある。去年もやはり「甘すぎ」対策として(?)、「東急百貨店オリジナルかき揚げうどん」なる珍妙なるメニューがあったが、かき揚げは変だ。少なくとも私は関西でかき揚げうどんやかき揚げ蕎麦を見かけたことがない。どんな汚い立ち食い店だって天ぷらといえばエビ天が普通だ。

かき揚げはともかく、カモだったら当然本店にもあるメニューだろう。暑いからうどんの気分ではなかったが、せっかくなので食べてみた。

これはうまい。だしもうどんも鴨肉も。関東でならこっちをメインに売り出すべきだw 鴨肉もしっかりしていたからアイガモではなくマガモだろう。これもきっと通販があるはず、と調べてみたが、鴨なんばん(蕎麦)はあるがうどんはない。店のメニューにも鴨鍋うどんや鴨とじうどんはあるが鴨うどんはない。「かき揚げうどん」と同じく、「(きつねの)味のわからん関東人はこれでも食っとけ!」ってことなのかもw

さて、その「甘すぎる」油揚げだが、もしかすると関西の人にとっては関東のきつねうどんの油揚げのほうが「甘い、くどい、しょっぱい」のかもしれない。もっとも関東風のきつねうどんなんて最初から食わないかw 要は油揚げを煮たときの醤油の違いで、砂糖の量自体は同じでも、関東人にとっては濃口醤油の味がしない油揚げは「甘すぎる」と感じるとか。でも、ほんとに砂糖そのものの甘さが露骨だったけどな・・・