「原発でのアルバイト」の体験記が載っているムック(裏モノJAPANだったと思う)を読み返そうと、久しぶりに書庫(元寝室)に入ってみたら、悲惨なことになっていた。といっても別に地震のせいではなく、いつのまにかこうなっちゃっただけなんだがw 一般人が居住できる空間に戻すのは大変だ・・・

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そんなわけで、結局お目当ての本は発掘できなかったが、「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」の第72巻を発見。この巻には「省エネ大作戦」が載っている。「発電」がテーマ。なんと両さんは関東電力(w)に余剰電力を売りつけしまう。72巻の第一刷が1991年11月15日だから、それ以前に「電力会社による電気買取」という発想自体はあったわけだ。関東電力社員のこういうセリフがある。

確かに太陽発電は規則改正で電気を買う可能性もあるといいましたが・・・ まさか本当に来るとは・・・




両さんが試した発電は、太陽発電、風力発電、人力発電に加え、下水道による水力発電。あとアイディアとして出てくるのが「駅の階段の振動を利用する」発電。ちなみに「振動力発電」はその後実用化されている。もしかしたらこの漫画がヒントになったのかもw

また、この漫画さえ読んでいれば、「電気を蓄えておくことは難しい(=夜間に節電してもあまり意味がない)」ということぐらいは学べるから、ボケ都知事のように、「コンビニの深夜営業を中止せよ」なんて恥ずかしい発言をしないで済む。現代では、「漫画を読まない奴」のほうが問題だw