2月12日の記録。

京都からは近鉄で西大寺乗り換えで石切。京都市内は晴れていたが、生駒近辺は雪。が、小振りだし、気温もそれほど低くないので、散歩するのに支障はない。

石切劔箭神社には数年前にも来たことがある。神社の門前の茶屋のテレビで斎藤佑樹と田中将大の死闘を見物した覚えがあるから4年前の夏のはず。そのときは石切神社の本殿側(駅から降りる側)しか散策しなかったので、今回はちょっと山の上の方にも行ってみる。

参道の直前の曲がり角を曲がって線路を超え、山を登って行くと、数分で怪しげな地区に到着。こちら側には占いの店などはないが、とにかく宗教団体が乱立している。まずは石切神社の上之社。ここは普通の神社。

が、変わった池がある。何千、何万もの陶器製の小さな亀(御礼亀)が収められている。昔は本物の亀で願掛けをしたらしい。絵馬だって昔は本物の馬だったはずだから同じようなものだが、やっぱり「亀」は珍しい。

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次は登美霊社。小屋のような祠の中にひっそりとあかりが・・・

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他にも八大龍王社、夢観音など変わった施設が乱立している。以上はみんな石切神社の管轄(夢観音も神社が管理しているらしい)が、他の宗教団体もある。白光大神を祀る宗教団体が少なくとも二つあることを確認。その他密教系や神仏習合系の宗教団体があちらこちらにある。

噂では、生駒山麓の西側には、あの「朝鮮寺」もあるはずなのだが、部外者がいきなり尋ねたところで本当のことはわからないだろうから、適当に切り上げて下の方(石切神社近辺)を見物することにすする。

線路を超えて参道。不思議なもので、線路より山頂側には、奇妙な(失礼)宗教施設が乱立しているわりには「邪悪な気」が感じられないのに対し、こちら側は「人間の欲望が生み出す気」が充満している。病気直しや縁切りを願って訪れる人間が多いからだろうか・・・ やはり本当に怖いのは神仏よりも人間だw 占いの店だらけの参道の様子や石切神社のお百度参りに関しては他のブログにも情報がたくさんあるので省略。

お参りしてから、ヨモギうどん。これはうまい。石切駅まで戻って日本橋。久しぶりにオタロード。二ノ国のすれちがい通信を試したが、また駄目だった・・・ 難波から淀屋橋まで地下鉄、京阪で三条に戻って、繁華街散策して酒と夕食。昼間は晴れていたが夜は京都も雪。がそれほど寒くはない。

石切に関しては、大阪DEEP案内の記事が面白いのでぜひ。

http://osakadeep.info/osakapref/higashiosaka/