最近暑い日が続いている。「猛暑」といえば1994年(平成六年)はものすごかったのだが、もう忘れてしまった人も多いのかな・・・

私はそのころ大阪市内(浪速区桜川)に住んでいたから、暑さもすさまじかった。ほぼ一ヶ月以上35度を超える日が続いていた気がする。間違いない。Wikipediaの「猛暑」の項にこんな記述がある。

大阪市と広島市では沖縄県石垣市以外の国内では観測史上初めて月平均気温が30℃を突破し(特に7月中旬〜8月上旬の1ヶ月間では、大阪市の30.8℃を筆頭に東海地方以西の19ヶ所で平均気温が30℃以上となる)、名古屋市と大阪市では最高気温の月平均が35℃を超えた。


そして職場は「けいはんな地区」である。当時は職員通勤用のバスがあり(今はなくなったらしい)、近鉄高の原駅まで迎えに来てくれるのだが、電車を降りてからバスが来るまでのほんの10分程度が地獄だった、アスファルトの照り返しが・・・

極めつけは、この年京都で行われたCOLINGという国際会議だ。今調べてみると8月5日から9日までとなっているから、たぶん京都で最高気温が39度になった日を含んでいるじゃないか・・・ 仕事の都合で何日間か参加したのだが、普段なら仕事が終わったら京都市内を散策したり一杯飲んだりするはずなのに、この時ばかりは用が済むとすぐに電車に乗り込んで帰宅した覚えがある・・・

気になるのでさらに調べてみる。やはり8月5〜9日の暑さは半端じゃなかった。京都の最高気温ランキングによると、


年月日 気温
1 1994年08月08日 39.8℃
2 1994年08月06日 39.4℃
3 1994年08月05日 39.3℃
4 1994年08月07日 39.2℃

となっており、歴代の一位から四位までをこの期間で独占しているw こんなときに仕事で京都を訪れた外人は、きっと日本が嫌いになったに違いないw

あの時を思い出せば、ここ数日の都内の暑さなんてなんでもない。実は私は「相当の寒さ」も体験しているのだが、それはまたの機会に。