黄檗から御蔵山聖天を経て京阪桃山南口までの続き。2月20日の記録。

大阪に住んでいたころはときどき三宮あたりまで遊びに行っていたし、震災から二ヶ月後の街中を歩いたこともある。
東京に戻ってきてからも二回ほど中華街や北野あたりを散策したが、ここ数年はご無沙汰している。最近の様子も知りたいし、いまだ訪れたことがない街も数多くあるので京都から神戸まで足を伸ばした。

京都駅からJRで神戸元町まで。さすがに新快速は速い。元町から適当に北上しまずは神戸の祇園神社を目指す。途中、五宮神社と祥福寺にもお参り。ここらへんは観光スポットではないようでお参りする人も少ない。その後適当に歩いていたら祇園神社にたどり着いた。かなり急な石段を登ってお参りを済ませる。ここにも人影はない。夏の祇園祭のときにはかなり人出があるらしいが・・・

今度は商店街めぐり。まずは平野商店街。ここも昔は栄えた商店街らしいが今は・・・ どこかで食事をしようかと思ったが開いている店自体が少ない。そのまま適当に歩くと今度はやたらと賑やかな商店街にたどり着いた。神戸新鮮市場だ。生鮮食品店以外の店も回りに数多くあり、客も多い。手頃なうどん屋に入り昼食。本当は「ぼっかけ(ぶっかけ)」を食べたかったが品切れということで天ぷらそば。

そして次は「新開地」。もちろん地名としては相当前から知っていたが訪れたのは初めて。なかなかいい雰囲気の街だ。20年以上前の浅草の雰囲気と似ているかも。場外舟券売場と共産党と日本伝道隊・・・ ちょっと差し障りがあるかもしれないのでここらへんでやめておこう・・・

神戸駅までのガード下にも感動しながら今度は元町。ここらへんは何回も歩いたことがある場所だが、震災後の一時期より活気がある。ついでに中華街。春節のせいか大賑わいだ。やはり日本は中国パワーに頼るしかないのかも・・・

最後に三宮周辺の商店街をぶらつく。一切交通機関は使わずに歩きとおした。阪急を乗り継いで京都まで戻る。歩行時間は正味五時間ていど。