一時期話題になった「悪魔ちゃん」がどうなったのか知らないが、世の中には自分の子供に変わった名前を付けたがる人がいる。最近はペットの名前にこだわる人も多いようだ。

単に「個性的な名前」なら問題ないが、あまりにも突飛な名前をつけられた子供はかわいそうだ。まず間違いなく学校でからかわれたりイジメられたりするだろう。いわゆるDQNネームというやつだ。

「子供に変な名前」を付けたがる親というのは古今東西どこにでもいるようだ。アメリカ人というか欧米人の名前はみんな聖書や古典に基づくものなのかと思っていたが、ある時期のサンフランシスコでは個性的な名前を自分の子供につけることが流行ったらしい。RainbowやWindぐらいならともかく、単なる"O"という名前はすごい。アルファベット1文字だといろいろ不都合もあるだろうに。

このアメリカのDQNネームの話は、The Parallel Universe of English という英語読み物に出てくる。Flower Childrenの子どもたちの名前だ。ある意味ヒッピーとDQNは似ているのかも。しかし、なぜか「ヒッピー」という言葉には知性を感じるのに、「DQN」には悪いイメージしかない。単なる偏見か、あるいは根本的な違いがあるのか・・・