暗黒の祭祀の中の一話。

世の中にはクトゥルフ神話マニアがけっこういる。またメガテンとも縁が深い。しかし私が読んだことがあるのはこの「暗黒の秘儀」だけ。

この「暗黒の秘儀」では、主人公が冬至に行わえる秘密の祭祀に参加するために故郷に帰るところから話が始まる。あまり細かく書くとネタバレになってしまうので詳細は省くが、「ネクロノミコン」も登場する。ネクロノミコンはいろいろなところで語られているが、ルーツはやはりラヴクラフトらしい。

今夜のようにやたら寒くて静かな夜にはぴったりの短編だ。