もう秋祭りの季節。田園調布八幡神社と千束八幡神社で例大祭が始まったことをLet's enjoy Tokyo で知り、さっそく出かけてみた。

田園調布駅までは電車。田園調布は久しぶり。中学生のころ(三十年ほど前)はよくここらへんを自転車でうろついていたのだが。

偏見で「東口側には神社なんてないはず」と思い込んでいたので、とりあえず西口から商店街を抜けて中原街道まで歩く。いつまでたっても神社らしき場所が発見できず、祭りの雰囲気も感じられないのでケータイで確認すると、八幡神社は東口からさらに世田谷よりだった。

駅まで裏道を通って戻る。西口側はもうちょっと庶民的な町並みだったと思っていたが、けっこうお屋敷がある。田園調布カトリック教会の鐘を聞きながら駅まで戻る。

今度は東口に出て、いまだに豪華なお屋敷街を抜けて、八幡神社がある田園調布五丁目にたどり着く。だがお祭りにつきものの提灯や張り紙が一切ない。ほんとうにお祭りをやっているのかと不安になったがなんとか発見。なんか田舎の鎮守様のお祭りのようにひっそりしている。お参りしてから多摩川沿いに下る。

本当は洗足池まで歩くつもりだったが、だいぶ寄り道をしたので多摩川駅から目黒線(私にとっては今でも目蒲線なのだが)に乗って大岡山まで。洗足池までの道筋はだいたい知っているのだが、こちらにもまったく祭りを予感させるものがない。

それでも10分ほど歩いて千束八幡に無事たどり着く。田園調布八幡に比べるとだいぶ賑やかで露店も多い。なんで駅や商店街にビラや提灯がないんだろう。もうちょっと地元で盛り上げようよ・・・

無事お参りを済ませ、こんどは洗足池駅から蒲田まで池上線に乗り、JRに乗り換え秋葉原。ちょっと歩いて「世界の山ちゃん」で手羽先とビール。「世界の山ちゃん」に関しては気になることがあるがそれはまた別記事で。