露木まさひろ著「興信所」。

なぜだかわからないが、ときどき引っ張りだして読み直してしまう。
日本の興信所の歴史や、タイプ別(浮気専門、採用専門など)興信所の実態などが具体的に書かれている。ぼかしてあるが、川端康成の自殺の真相も書かれている。恐いのでここには書けないが・・・

ところで、一部の例外を除いて興信所は零細企業ばかりで、世間的評判も低い。IT業界と同じだ。「情報」を軽視するのは日本の伝統らしい。