10月27日の記録。

渋谷まで電車。明治通りを東交番まで。左折して國學院。

国学院キャンパスには大昔、確か模擬試験を受けるために入ったことがあるはずだが当時の面影がまったくない。もっとも昭和の話だから仕方ない。博物館なんて当時もあったっけ、と調べてみたら平成25年の発足。確かにまだ新しい。

キリシタン展ではお経の効果を消すという「経消し」が面白かった。なんとなく神道の穢れの発想に近い。葬儀の後の清めの塩と発想が近い。仏教憎しという点で神道とキリスト教は連携できるのかも。

なにしろ初めてなので常設展もじっくり見物。神道コーナーと考古学コーナー、國學院自体の歴史コーナーがある。神道護摩と皇典講究所の授業科目表が面白かった。五年制で古文、漢文、体操などを学んだらしい。今でも使えそうなカリキュラムだと思うが英語がないのはつらいかな。

見物後は、六本木通りを渡って骨董通り、青山通りから渋谷区役所仮庁舎を経て明治通り。機動隊が集結している。ハロウィンの警戒らしい。渋谷で騒動に巻き込まれてもかなわないので副都心線で池袋。じっくり東口側を探索。若者だらけ。昔はもっとオッサンが多かった。最後は西口「鞍」でサンマやチーズの燻製など。