t2001t2001: ニコライ堂はクリスマスを25日に変えちゃったと思ってたが、ちゃんと1月7日にもやるんだ・・・ 二回やるのか・・・ http://www.geocities.jp/ynicojp2/roz.html
t2001t2001: このへんが「日本」正教会のおおらかさなのかなw 駒込のロシア正教会は1月だけみたい・・・ http://www.sam.hi-ho.ne.jp/podvorie/rasp/jp/index.htm
歴史、文学、宗教など人文科学系情報を中心にしようとは思っていますが、それ以外のことも書きます。人間のすることはみんなどっかでつながっていますから。記事内容に関するコメントやトラックバックはご自由にどうぞ。
t2001t2001: ニコライ堂はクリスマスを25日に変えちゃったと思ってたが、ちゃんと1月7日にもやるんだ・・・ 二回やるのか・・・ http://www.geocities.jp/ynicojp2/roz.html
t2001t2001: このへんが「日本」正教会のおおらかさなのかなw 駒込のロシア正教会は1月だけみたい・・・ http://www.sam.hi-ho.ne.jp/podvorie/rasp/jp/index.htm
橄欖寺の先々代は学識秀でた老僧であつたが、酒と茹蛸(ゆでだこ)が好物で、本堂に賭博を開いては文字通り寺銭を稼いで一酔の資とするのが趣味であつた。町へ出る度に、茹蛸を仕入れて帰るのが楽しみであつたが、一日、まるまるとした入道を仕入れたので満悦して山門をくぐつた。その夜も賭博があつて、和尚は焦燥を殺してゐたが、夜が白んで一同全く立去つてしまふと大いに満足して庫裏へ出掛けて行つた。さて、がたがたと鳴る重い戸棚をやうやくに開けて、ぼやけた雪洞(ぼんぼり)をふと差し入れて見たところが、棚の片隅にぴつたりと身を寄せて、まるまるとした茹蛸は大変まぢめな顔をして自分の足をもぐもぐ喰べてゐる最中であつた。蛸は真面目であつたから、暫くの後やうやく燈りを受けてゐることに気づいて、ひどく恥ぢらつて赤らみながら顔を背けてむつとしたが、和尚は喫驚(びっくり)してモヂモヂと立ち去ることを忘れてゐたものだから、蛸はぷんと拗て軽蔑を顔に顕はし、食へ、といふやうに一本の見事な足を和尚の鼻先へぬつと突き延した。和尚は大いに狼狽して、そそくさと小腰をかがめ、命ぜられる通りこれを切り取つてうろたへながら本堂へ戻りついたが、とにかく変てこな気持と共に之をモクモク呑み込んでしまつた。その翌日から和尚は全く発狂して、やたらと女をペロペロ甜(な)めたがり乍ら、間もなく黄泉の客となつた。
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