究極の傍観者

歴史、文学、宗教など人文科学系情報を中心にしようとは思っていますが、それ以外のことも書きます。人間のすることはみんなどっかでつながっていますから。記事内容に関するコメントやトラックバックはご自由にどうぞ。

2010年07月

今日は東條英機の誕生日、明日は隅田川花火大会

冒頭から話がそれるが、最近私はgoogle日本語入力(IME)を利用している。これを使うと、歴史上の有名人やタレントなど、少なくともWebによく記述されているような人名はほぼ間違えずに変換することが可能だ。たぶん「純粋に」統計的に辞書を作成しているため、「片手落ち」とか「気違い」なんかも楽々変換できるw

ところが、「東條英機」だけはダメ。「東條英機」という文字列の出現頻度は高いはずだから、これは意図的(人為的)なものだろう。日米戦争はまだ終わっていないらしいw

東條英機については何回か書いたのでご紹介。といってもみんな用賀がらみの話だ・・・

世田谷と陸軍

東條英機と私

桜新町一丁目と用賀一丁目


そして明日は浅草隅田川の花火大会。ここ10年以上、ほぼ毎年見物に行っている。たぶん明日も出かける。去年の記事と、携帯に残っていた下手な写真をご紹介。

隅田川花火見物

去年の写真。

CADPEGRI

クロムウェルとヘンリー八世と六人の妻とメイド趣味

今日7月28日が何の日かを調べてみたら、トマス・クロムウェルが処刑され、同時にヘンリー8世が5番目の妻であるキャサリン・ハワードと結婚した日だということがわかった。

クロムウェルとヘンリー8世と言えば、「イギリス国教会」を成立させた人たちである。ヘンリー8世は、最初の妻のキャサリン・オブ・アラゴンと離婚をして、妻の侍女(メイドw)であるアン・ブーリンと結婚したいがために、クロムウェルの知恵を借りてローマカトリックの宗教的な支配から抜けだしたのである。もちろん単に若い女が欲しいだけではなく、男の跡継ぎも必要だったのだろうけど。

その元メイドも結局離縁され、その2番目の妻のメイドであるジェーン・シーモアが3番目の妻になる。しかも2番目の妻はロンドン塔幽閉後に処刑・・・

3番目の妻は無事に男子を出産、が産褥病で死亡・・・

4番目の妻であるアン・オブ・クレーヴズ。この人はメイドではなく、政治的な理由でクロムウェルが推挙した人物である。その際に肖像画を本物より相当美化して書いてしまったらしい。王は一目で離婚を決意し、クロムウェルは反逆者となる。ほんとかよw ただし、この4番目の妻は長生きできたようだ。

5番目の妻キャサリン・ハワードは2番目の妻の従妹。やはりヘンリー8世の趣味はちょっとやばい気もする。そしてまたまた処刑・・・

最後の妻はキャサリン・パー。この人はヘンリーの死後、元彼と結婚して産褥死か・・・ いやはや昔はすごかったw

そして「ヘンリー八世と六人の妻」といえば、やはりリック・ウェイクマンである。もちろん六曲あるのだが、今回はやはり5番目の妻を・・・ 音質も画質も良くないが、リック・ウェイクマンの若いころの貴重な映像だ。

ウイルスバスターと明大前

奇をてらってこんなタイトルにしたわけではない。ちゃんと関連がある。まずはこの動画を。



このスキンヘッドの親父さんが登場するウイルスバスターのWeb広告を見た人は多いと思う。Web広告なんてつまらないものが多いが、この人が登場する広告は結構インパクトがある。

実はこの人は、明大前のお好み焼きともんじゃ焼きの店、「なんじゃかんじゃ」の店長である。実際に店長に確認したので間違いない。ウイルスバスターの広告の評判がよいため、出演の問い合わせが増えているそうだw

店長はVシネマにも多数出演しているらしい。もちろん「ヤの付く職業役」なんだろう。また、タモリの空耳アワーにもときどき出演しているそうだ。実際にこの店内で店長が出演している空耳アワーを見たことがあるが、大画面のテレビの中の人がすぐそばにいる感覚はなかなか面白い。

この店のお好み焼きには山芋が多めに入っていて美味しい。おすすめ。

幽霊と子供の本に関するつぶやき



「わたしは幽霊を見た(村松定孝著)」はアマゾンでも売っていないようだ。「脳が溶ける奇病」が載っているのは「怪奇ミステリー」らしいがこちらも見当たらない。当時は相当部数売れたはずだから残っていてもいいのに・・・

以前紹介した、「エミリーの赤い手袋」が載っている「世界のこわい話」の復刻版は今でも手に入るようだ。「わたしは幽霊を見た」を復刻すればきっと売れるだろうに・・・

この画像、大人が見ても怖いでしょw

素麺と冷麦と関東麺類文化(細麺対太麺)

コンビニで50円引きだったので、素麺とざる蕎麦を買ってきた。コンビニのこのたぐい商品は、10年前と比べるとだいぶ進歩したように思う。「ほぐし水」が付くようになったのはありがたい。

ところで、私は関東人だから(と勝手に思っている)、「麺は細い方」が好きだ。私はうどんなら太くても構わないのだが、オヤジ(だいぶ前に他界)などは、「うどんだって細くなくてはいかん!」が口癖だった。少なくとも、「太い蕎麦やラーメン」は我が家ではご法度だった。もっとも神田の「まつや」には、今でも裏メニューとして「太打ち」があるようだから(そういえば最近「まつや」に行ってないな・・・)、東京の蕎麦は細くなくてはいけない、というのも単なる偏見かもしれない。

その上、なぜか関東では「素麺より冷麦」である。最近はともかく、私が子供のころの近所の蕎麦屋には、夏のメニューとして「冷麦や冷やし中華」は存在したが、「そうめん」はなかったと思う。家庭で作ることはあったと思うが・・・ 子供たちにとって「そうめん」とは、「アーメン、ソーメン、ヒヤソーメン」の歌のことだった・・・「流しそうめん」はよく漫画で取り上げられてはいたが、この年になるまで実際に食べたことはない。そういえば、本物のわんこ蕎麦もまだ未体験だ・・・

熟成の有無などはともかく、「麺の太さ」だけに着目すれば、普通明らかに素麺より冷麦のほうが太いし、JAS規格では、
機械麺の場合、ひやむぎの麺の太さは直径と直径1.3mm以上〜1.7mm未満とされている(同基準を満たしている場合「細うどん」とも表示可能である)。ちなみには素麺(そうめん)は1.3mm未満、1.7mm以上はうどんと分類される。

とのことだから、「関東は細麺好き」というのはどうも嘘っぽい・・・ 

Wikipediaの「ひやむぎ」の項によると、
東京近郊の蕎麦屋ではひやむぎは蕎麦と茹で上げる時間がほぼ同じであることが多いため、夏場にはそうめんではなく、ひやむぎを供している場合が多い。

とある。これは納得の行く説明だ。私は、冷麦の産地は関東にもあって安く手に入るのに対して、素麺は関東地区ではあまり作っておらず高いから敬遠されているのでは、と勘ぐっていたw 

京都なら、おいしい素麺はどこでも食べられる。というか冷麦を見かけないような・・・ 今年の夏も京都にはでかけるつもり。たぶん一回ぐらいは素麺を食べるだろうw
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