究極の傍観者

歴史、文学、宗教など人文科学系情報を中心にしようとは思っていますが、それ以外のことも書きます。人間のすることはみんなどっかでつながっていますから。記事内容に関するコメントやトラックバックはご自由にどうぞ。

2010年06月

サッカーの「国」とハムの「カントリー」

もう少しで対パラグアイ戦。さすがに今日の視聴率はすごいことになるだろう。私もたぶん見るつもり・・・ 子供のころ、サッカーといえば「赤き血のイレブン」ぐらいだったんだけどw

サッカーの世界で使われる「国」と国際政治上の「国」が異なっていることは有名だ。「イングランド」と「ウェールズ」なんて政治的には意味のない区別だし・・・ 今現在は208の国と地域がFIFAに加盟しているらしい。

サッカーと異なり、今ではだいぶ廃れてしまった趣味に「アマチュア無線(ハム)」がある。私も免許は持ってはいないのだが、昔BCLを多少やっていたのである程度は中身を知っている。アマチュア無線の世界では、「世界のどこの地域と通信したか?」などを競うために(本当は違う理由だと思う)、世界の各地域を独自の観点で「カントリー」という単位で分割している。確か日本も複数カントリーから成り立っていたはずだ・・・

が、検索してもうまく見つからない。「カントリー一覧」自体が著作物ということで保護されているのかな? アメリカはそんなことしないと思うが・・・

さらにいろいろ検索してみた。なんと、今では「カントリー」といわずに「エンティティー」というらしい。まったく知らなかった。やはり年寄りはダメだな・・・

アマチュア無線のDXCCエンティティ解説」によると、2002年の時点で、「古い人はカントリーと言っている」とある。それから10年近くたった今、「カントリー」なんて言う人間は生きた化石だw

とりあえず私の記憶が間違えていたわけではなかった。同ページから抜粋。

日本は DXCC ルール上では、3つのエンティティに分けられます、(1) 北海道から沖縄までの日本本土、(2) 小笠原諸島および火山列島、(3) 南鳥島 です。


それにしても、なんで年寄りって古いことばっかり覚えているのかな・・・

散歩記録:お富士さんの植木市とホッペルポッペル

6月26日の記録。

今年は5月末の植木市にはいかなかったのでほぼ一年ぶり。去年の記録はこちら。いつごろから植木市見物に行くようになったか忘れてしまったが、たぶん10年間ぐらい毎年通っているような・・・

浅草駅から仲見世を経て浅草寺境内。今日は観光客も少ないし露店も出ていない。境内を抜けて浅草富士浅間神社まで十分ほどで事足りる。茅の輪めぐりをしてからお参りを済ます。

市の様子や露店の種類などは例年と変わりはない。ただ、なんとなく人が少ない。みんな五月末に見物を済ませたのか、あるいは蒸し暑くて外出を避けているのか。

一回りしてからまた南化して、花やしき通り付近を散策。やはりいつもより人出が少ない。一旦喫茶店で休憩。

長距離を散歩するには天気がよくない。雨は大丈夫だが湿度が高すぎる。久しぶりに浅草駅から東武に乗って北千住へ。

もしかしたら土曜営業が復活しているかも、と淡い期待を持っていたがやはりお休み。肉豆腐、もう2ヶ月以上食べていないのか・・・

北千住駅近辺をちょっと散歩してから、今度は日比谷線で上野に出て、だいぶ前から気になっていたビアホール(ビアハウス?)、「ホッペルポッペル」に初めて入店。

生ビールが八種類ほどあるが、二つは売り切れ。しかもその二つ以外は既に飲んだことがあるやつばかり。せっかくだから珍しい生を飲みたかったのに・・・ 仕方がないのでベルギーのワトゥース、ドイツのケストリッツァ(ゲーテが愛飲したらしい)、同じくドイツ(といっていいのか疑問だがw)のレーベンブロイの順に生ビール。つまみはサラダとオムレツ。味はなかなか。うえの夏まつりのころにまた来よう。

明星スパイシーカレー焼そば

100円ショップで見つけた。ローソン100専用商品らしい。

以前書いたように、私は「粉末タイプの調味料」自体は好きだ。しかし、この商品の粉末ソースの出来は悪い。麺とまったく絡まない。

味はそれなり。結構スパイシーだが、もしもっと麺と絡んでいたらまた印象が変わるのかもしれない。麺の量も多めなので、100円なら納得できる商品ではある。

でも、やっぱり焼きそばはウスターソース味がいい・・・

殺人許可証発行で財政再建を!

また最初にお断り。冗談なので本気にしないでね・・・

「国に1000万円払って殺人許可証を得れば、人間一人を殺しても罪に問われない」という仕組みがあったとしたら、利用する人はどれぐらいいるだろうか? もし相当数の利用者がいるのなら、国の財政再建なんて簡単じゃないだろうか・・・

殺す対象や目的は問わない。恨みをはらすために特定の相手を殺したい場合も、快楽追求のために不特定の人間を殺したい場合でもいい。そこを制限してしまうと許可証を買う人が減ってしまうだろうから。

ただし、国は「殺人を許可する」だけで、首尾よく殺害に成功するかどうかは本人の問題とする。また、有効期限は一年間、延長するにはまた1000万払う必要があると仮定する。

常識人は、「そんな仕組みがあったら社会がめちゃくちゃになる!」と考えるだろうが、実は結構うまくいくかもしれない。いろいろな場合を想定してみる。

・短気な大金持ちが、「ふとした拍子に人をなぐり殺してしまう」場合に備え、あらかじめ1000万払っておくケース
いわば保険だ。もちろん殺人権を行使しないのも自由。国は1000万を得る。

・法律では死刑にはできない悪人に恨みがあり、1000万払って敵討ちをするケース
この場合社会的な損失はあまりない。むしろ社会のためになる殺人かもしれない。国は1000万を得、かつ警察や司法の仕事を減らすことができる。

・変質者が5000万払い、快楽を得るために子供を五人殺すケース
この場合、殺された子供たちや遺族は不幸だ。しかし、たとえ殺人許可証の仕組みがなくてもこのたぐいの事件は起きてしまうのだから、国に5000万入るだけマシだとも考えられる。また、遺族は1000万払って犯人を殺すことも可能であることにも留意(泣き寝入りはしなくてもいい)。

以上は「殺す側の論理」だが、「人なんて殺したくないが、殺されたくはない」人はどうしたらいいのだろうか?

・大金持ちで人から恨まれる可能性が高い人
私費を使って警備すればいい。殺人許可証も買っておき、「疑わしい人物は先に殺してしまう」という手もある。警備会社が潤って雇用が増え、さらに許可証が売れれば国は万々歳だ。

・普通の人
許可証がない世界とたいして変わらないはず。ただし、「怒りっぽい殺人許可証保持者に殺される」危険性は増えているので、言動に気を付けたほうがいい。私みたいな発言を控えるとかw

・女性や子供のように変質者に狙われやすい人
この人たちはそうとう注意しなくてはならないが、やはり許可証がない世界と違いはない。本人や家族が護身術を身につけたり、いざという時のために殺人許可証を買っておいたほうがいいだろう。やはり雇用が増え許可証も売れる・・・

「殺人許可証」。もしかしたら万能薬かもしれない。「銃解禁」と合わせれば完璧だ。なぜどの政党もこのアイデアを採用しないだろう・・・

最後に。ヘタをすると「許可証保持者」に殺されてしまうかもしれないのでw、ちょっとだけマトモなことを・・・

以上の論理のおかしな点がおわかりだろうか? それは、「殺された人の気持ち」をまるっきり無視している点だ。純粋な「経済」や「社会的な秩序」という観点では、「殺人許可証の論理」に何の問題もない。しかし、「どんな理由があるにせよ、殺された本人はさぞ苦しかっただろう、悔しかっただろう」と想像できるのが人間というものだ。

最近、なんでもかんでも「自己責任」とかいう輩が多いが、ここまで突き詰めて考えているかどうかはかなりあやしい。単に自分が気に食わない人間や社会を攻撃していい気になっている奴が多い。もちろん私もその一人なんだけどw

大黒食品の冷やし中華

これも100円ショップで見つけた。

カップ麺の「冷やし」は初体験である。どうやって作るのかと思ったが、単に水切りをすればいいだけらしい。なるほど、カップ焼きそばの手順に一手間加えるわけか・・・ ゲテモノっぽいが試してみたw

思ったよりマトモだった。普通の水道水で水切りしただけだがちゃんと冷えている。油揚げ麺が水で引き締まって本物の麺に近くなるのも面白い。

惜しむらくはちょっと酢が強すぎる。たぶん「涼味」を出すために意図的にやっているのだろうが・・・

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