究極の傍観者

歴史、文学、宗教など人文科学系情報を中心にしようとは思っていますが、それ以外のことも書きます。人間のすることはみんなどっかでつながっていますから。記事内容に関するコメントやトラックバックはご自由にどうぞ。

2010年03月

ググれない日本:はじめに

世の中には、自分で物を調べることを億劫がり、なんでも他人に聞けばいいと思っている人間がいるらしい。そんなやつらにはたんに「ググレカス」の一言で済むのでどうでもいい。

いっぽう私は人に物を尋ねるのがあまり好きではない。というか友達がほとんどいないw。でも無学だし、年のために物忘れも激しいから、もはや検索エンジンなしでは生きていけない体になっている。

PCの前に座っているときは、少なくとも30分に一回は何かしらを検索しているし、飲み屋で酒を飲んで与太話をしながらでも携帯でググっている。ちなみに私のケータイはP903iという年代物のガラケーだが、電話にもメールにもほとんど利用していない。もっぱらググるために利用しているのだから、ある意味アンドロイド以上のgoogle端末と化している。

そんなググルカスの私だが、いくら検索しても欲しい情報が得られないことも多い。もちろん私の検索の方法が悪いこともあるだろう。しかしくやしいのは、調べたいことをローマ字に置き換えたり、下手な英語に訳してググると目的の情報が得られることがよくあることだ。このブログで言えば「夜叉ヶ池」の動画はそうやって見つけ出したものである(今は日本語で検索しても見つかるようになっているようだ)。

ローマ字や英語で検索すれば目的の情報が得られるということは、問題は、
・日本語で書かれている情報に問題がある
・日本語の検索方法に問題がある
のどちらかである。たぶん両方だろう。後者は技術的な問題なのでいずれは解決されるだろうが、前者は文化的、社会的な問題なので根が深い。これからちょっとずつ前者の問題について書いてみたいと思う。そうとう長くなりそうなので今回はここまで。続きはまた気が向いたときに・・・

散歩記録:花見見物と田無周辺

3月28日の記録。

寒いが桜は結構咲いている。とりあえず下高井戸から浜田山までいつものコースを歩く。が、だれも花見はやっていなかった。ここらへんの家庭持ちは寒いなか花見をやるような遊び心を持ち合わせていないのだろう。

さすがに井の頭公園でなら元気のいい若者が花見をやっているだろうと、井の頭公園駅まで電車、下車して公園を散歩。やっぱり寒いなか頑張っている人たちがいる。ただしそれほど多くはない。来週の土日は大騒ぎだろうが・・・

吉祥寺に来るのも二ヶ月ぶりなので駅周辺を散策。エコービルじゃなかったターミナルエコーの工事も始まっている。何か妖しいものが発見されたら面白いのだがw

その後バスで柳沢駅まで移動。商店街はあるが寂れている。ここらへんの住人はみんな車を持っているだろうから駅前の商店街になど見向きもしないのだろう。適当に歩いてたら田無駅に到着。数年前にも田無近辺を歩いたことはあるのだがだいぶ印象が違う。道路を整備したためだろうが、やはり商店街には活気がない。どこにでもある郊外型の駅前だ。東京の西側はほんとに落ちぶれる一方だ・・・

西武線で新宿、もちろんまた岐阜屋。10年ぐらい前まで、中国人店員といえば無愛想でサービス精神に欠けていた。しかし、最近では下手な日本人よりよっぽど気が効いている。そして一生懸命に働き給料が安くても文句を言わないのだから、経営者側が中国人を優遇するのももっともだ。一体日本はどうなるのだろう・・・

吉そばと「立喰師列伝」

渋谷にいつの間にか「吉そば」ができていた。

前から池尻や中目黒で店舗は見かけていたが、入ったことはなかった。せっかくなので「えび天そば」を食べてみた。

味は・・・ まあ立ち食いなんだからこんなものか、という感じ。ただし雰囲気は割と気に入った。椅子が設置されていないのがいい。昔は渋谷にもこんな雰囲気の立ち食いそば屋が何軒かあったのに・・・

渋谷という場所柄、「チェーン店しかなりたたない」というのはもはやどうしようもない。が、最近の立ち食い蕎麦屋はどこもだいたい椅子を設置しているようだ。そのため、立ち食いそばの魅力の一つであるあのなんともいえない「場末感」が失われてしまった。

立ち食いそば屋に本来ふさわしい客は、金はないが夢はある若者、うらぶれたサラリーマン、とりあえず小腹を満たしたい肉体労働者だ。「立ち食いはいや、椅子がなきゃいや」なんてわがままをいうくせに金をけちるような奴は入店すべきでない。だいたいそうやつらはダベったりして回転効率を下げるから、経営的にも椅子を排除したほうがいいと思うんだけど・・・

ところでこの「吉そば」を展開している会社の本来の事業は音楽スタジオだ。聞くところによると、スタジオ料金が安い深夜に練習している若者たちに安価な夜食を提供するために立ち食いそば事業をはじめたらしい。真偽は不明だが本当だったらなかなか面白い発想だと思う。

さらにおまけ。「立ち食い」の魅力を私よりうまく説明してくれる小説と映画がある。私はDVDでみた。バカらしいけど面白いのでおすすめ。



あと、うる星やつらのTVアニメ版にも「立ち食い」がテーマの話がある。まあ中の人は同じだから雰囲気も一緒だけどw 

夢日記

最近の「夢関連」のつぶやきのうち未紹介のもの。みんな変なのばっかり・・・

私の夢は変なだけだが、つげ義春氏の夢には味がある。この差はなんなんだろうw

新版 つげ義春とぼく (新潮文庫)

カップヌードル「チリトマト」



最近、PBや廉価品のカップ麺にはさすがに飽きてきた(一年間ぐらいほぼ毎日のように食べていたからw)。そんな時にたまたまコンビニで見かけたので買ってみた。

これはいける。辛味と酸味のバランスがちょうどいい。最初は、「もっと辛い方がいいのに」と思ったが、スープを飲み干すころには結構スパイスが効いてきた。

確かに100円(あるいはそれ以下の)カップ麺と比べれば割高感があるが、味は倍ぐらいいいから妥当な値段だ。もっともそのうちにこの商品もPBで売られるようになるかもしれない。誰かがデフレを止めない限り・・・
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